「物語のある鉱物図鑑」


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久しぶりに
ときめく石(=鉱物)の本と
出会いました✨


「物語のある鉱物図鑑」
小田島庸浩 監修
三才ブックス 
定価(本体1,800円+税)


2024年4月 第1刷発行で
2024年7月 第4刷発行ですから
「売れている」本ということがわかります

巻末の「第○刷、第○版」という記載で
どれくらい長く
たくさん読まれている本なのか
わかりますね

写真がまず綺麗✨
鉱物の本だから綺麗なものは多いけど
ゴチャゴチャしていない
印象的な写真の配置。

加えて
鉱物に関するエピソードが
独特の切り口で面白いです

ネーミングの由来や
ギリシャ神話やクレオパトラ
そして宮沢賢治の作品と絡めたお話など
知らないことだらけ

そして
エピソード毎のコピーが秀逸で
読みたくなる
知りたくなる


どこから読んでも
何回も読んでも面白い
持ち歩いて
隙間時間にパラパラ眺めています

素敵な一冊、お勧めです


栃木の田舎育ちのわたし
自然の中で遊びを見つけるのが日常
時々河原へ
石拾いも連れて行ってもらいました

父が盆栽屋でしたので
鉢の中にその世界を作るために
盆栽の傍に石を置くんです
日本庭園みたいに。
それにちょうど良い石を探しに。

さつきというツツジ科の植物
花も多種多様で
すごく綺麗なんです

まず鉢にさつきを植えて
根元に水苔を敷いたら

小さな船を漕ぐ
船頭さんの置物とかを置いて
鉢の中に風景を作る
その世界が大好きでした✨

その時に使うのは
綺麗な鉱石ではなく
渋めの色の
丸くなりすぎていない石でした


小さな植木鉢の中に表現された風景で
その石は大きな岩のように見えて。
わたしの石好きは
きっとここから始まったのだと思います

河原で丸くなった白くて綺麗な石や
チョークのように軟らかく黒地に描けるもの、
翡翠のように緑がかった石、、
かわいい缶にしまっておいたりして

10年前に父が他界して
盆栽屋はやめてしまったけど
ずっとその風景は思い出として
心の中でわたしを支えてくれています

今日もただ ここに在ることに感謝✨

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