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はらださん原作コミック
ドラマ化もされたBL作品
(レビューではありません。強くこの作品をお勧めするだけの単なる一個人の想いです)
出会いは主題歌から
以前ご紹介した映画「滑走路」の主題歌
『紙飛行機』のSano ibukiさんの曲を検索していると
『久遠』という曲が
この「ワンルームエンジェル」のドラマ主題歌と知り聴いてみたところ
もう瞬時に
言葉を失うほど魂が揺さぶられる感覚
迷わずコミック(紙)と
AmazonのKindleでも電子書籍を購入
嗚咽に近いくらいの涙とともに
漫画を読んだのは
多分人生で初めてではないかと思います
何度読んでも涙が溢れて
胸が締め付けられ
最後にはとても温かくなる作品
初めてのBL作品という若干の抵抗、、
でもそれは全く不必要なものでした
人と人の物語です
すごく特別なものではなく
きっと誰にでも起こりうるような
そしてきっと
氣付こうとしないとうっかり見落としてしまうくらい
細やかな日常の出来ごとだったり
読む方の年齢によっておそらくは
感じ方、受け取り方が全く異なるものと思います
ぜひ一度!
はらださんの作品は初めてでしたが
カット割や目ヂカラの表現力
心の奥に刺さるストーリー
衝撃的でした
「生きることの意味」
「何のために生きているのか」
誰でも一度は行き着くところだと思います
意味なんて深く考えなくていい
この世に生まれてきた時点で既に意味があるはずだし、、
なんて思っていました
けど、
その意味を確認しないといられないほど
一人で不安になってしまうこともありますよね
この作品に触れると
生きることが怖くなくなります
いま生きている時間がとても尊いものなんだと
感じられるお話です✨
紙と電子書籍を両方購入された場合は
紙の方を先に読んでくださいね
絶対にそれがオススメです
「愛される」ことで
人はとても強くなれる
自分がここに存在していて良いんだという
自信が持てるのだと思います
若い頃は「愛」なんていうと大袈裟で
特別な表現のように感じていましたが
それは人に対するものだけではなくて
お気に入りのモノだったり
今日も無事に呼吸ができることだったり
自分の存在を支えてくれる何かに対する
「感謝」に近いようにも感じます
必ずしも血のつながりだけではなく
この人と出会えて良かったと思えること
ありますよね
年に数回(又はもっとごく偶に)しか
会えなかったとしても
どこかで生きていてくれると思うだけで
チカラが湧くような
もっというと
これは実父を亡くした時に経験したのですが
大切なひとが心の中で生き続けてくれること
哀しくて数年は頭も心も落ち着かず、、
でも4年経った頃、父が心の中にいて
いつも自分を見ていて助けてくれる
温かさを感じられるるようになったのです
どちらかというと表現は優しくない
寡黙な人でしたけど
今は笑顔とその行動の奥の優しさが
生き方の道標になってくれています
人は生まれる時も死ぬ時もひとり
どんなに大好きでも
永遠に誰かと一緒にいることはできません
そしてきっと
そうする必要もないのだと思います
大切なひとが心の中で生き続けてくれる
そして自分なりに頑張って生き切ったら
その先でいつかまた会える
その時に「頑張ったね」と褒めてもらって
名前を呼んでもらえたら
もうそれだけで
良い人生だったって思える氣がします
名前を呼んでもらうことも
「言霊」のパワーを受けるために
大切なのだそうです
『久遠』の歌詞とメロディライン
Sano ibukiさん
どうしてこんな表現ができるのか
心を掴まれます
何回も何回も聴いて、、
一生聴き続ける大切な曲になりました✨
父を亡くした時に出会った
この本を思い出しました
哀しくて哀しくてどうしようもなくて
だけど時間が経てば
お腹も空くし眠くもなる
わたし薄情なのかと自問自答しながら
でもこれが生きているってことだと
実感した経験でした
看護師という職業柄
人がなくなる瞬間には立ち会ってきたものの
やっぱり「慣れる」ものではないし
身内であったり
ましてや自分より歳の若い知り合いだったり、、
とてもショックなことも
歳を重ねると増えてくるものです
「生まれて 生きて 死ぬ」
このことを子供にどう伝えていけるか
感じ考えながら
きょうも小さな日常を過ごします
今日もただ ここに在ることに感謝✨