こうするべきとか、こうあるべきとか、思わなくていい。


思い込みによって、自分で自分を苦しめてしまうことが多々あります。

わたし自身も小さい頃から優等生であることを目指して、がんばり過ぎて勝手に疲れて。心身が壊れそうになって(いや、たぶん壊れていて)、何度も挫折。

周りの人に助けてもらって良いのだと分かったのは、社会人になってしばらくしてからだったので、それまでは1人で頑張らなくちゃという謎の(自分自身で設定した)プレッシャーと戦うことが多い日々でした。

自分に厳しいのと同様、他者にもそれを求めてしまったから、結婚生活においても失敗は数しれず。まともな人間であるかのような顔をして、多分独善的で嫌なヤツだったと思います。正解がわからない、長いトンネルでした。

紆余曲折経た今は身の丈を知り、他人は変えられないのだということを知り、、そして時間に限りがあることも知りました。自分のことを今までよりも優先し、心地良くご機嫌でいられることを感じながら過ごせるよう方向転換できたように思います。


おたがいさま
おかげさま

例えば自分が今日の仕事を休んだら進まないかも、、と思っても、案外他の誰かが穴埋めしてくれてうまく進んでいることが多い(代わりが効かない職業の方もあると思いますが)。

そう、大丈夫。大抵の場合何とかなるし、誰かの力を借りて良いんです。またそんなとき何とかなるようにしておかないといけないのが組織でもあります。


その代わりに、自分も誰かが大変な時は出来る限りのことを手伝う、、「おたがいさま」ですね。そして素直に、力を貸してくれた人に「おかげさま」ですと感謝できればいい。

とても大切な、大好きな言葉です。

完璧な人なんていないし、完璧である必要も全くなくて、補い合って生きればいいと思うと、何だかとても氣持ちが楽になります。

大人になって色々苦い経験もしてきた今は、肩の力を抜いて、自分ができない時は誰かにお願いすればいいと思えるようになりました。割り切ることも大切。何はともあれ心身の健康が一番です。


無理はしない。
助けてと言っていい。

眠れないとか、何となく心がいつも何かに追われているようでソワソワ落ち着かないとか、お皿が割れただけで涙が出てくるとか、、体と心の不調は必ず何かしらのサインとして出てきますから、それを見逃さずに自分自身に優しくしてあげてください。

散歩をしても良いし、甘いものやコーヒーも良い。映画や買い物で気分転換も良し。空港で飛行機を眺めたり海へ行くのも、ドライブも良いかも知れません。

自分自身のことをちゃんと大切にできていなければ、本当に人に優しくすることなんて難しいからです。

まずは自分です。

大人になるということは、自分をよく知り、力の限界も感じることができて、助けてと言えるかどうか、他の人を助けてあげられるかどうか、他者を認めて必要なら守ってあげられるかどうか、だと今は思います。

大きな挫折や喪失を経験して、だから人にも優しくなれるんですよね。

今日もただ ここに在ることに感謝✨


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